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エアコンクリーニング業者必見。PART1 -メーカー修理担当が教えるトラブル対策術 水漏れ編-

「ポタッ!」っと恐怖の水音と共に難解の扉が開く。

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クリーニングが終わり、「さあ、試運転だ」とスイッチを入れる。
「大丈夫ですね!」と言い片付けが終わろうとする時「ポタッ!」と落ちる水滴。
「もう一度カバーを外して水漏れを止めないと」
「次の予定時間が迫ってくる。早くココを出ないと間に合わない」
そんな思いが交差して、原因究明に乗り出すがなかなか見つからない。
怒り出すお客さん、
焦る自分、
時間だけが無情に過ぎていく。
 
ちょっとオーバかもしれないが作業終了後の水漏れは生きた心地がしないですよね。
作業終了してすぐなら少しは何とかなるが2~3日後に漏れだして絨毯にシミがついたなんて事になったら賠償もんですよね。
さて、せっかく綺麗にしても水漏れをおこしてしまうとお客さんからの信用を失いますよね。
水漏れを起こさない為に何に気を付ければ良いのかをちょっとだけ考えてみましょう。
 
水漏れの原因は?。
水漏れも原因をちょっと考えてみましょう。
  • ドレンホースの詰まり。
  • ドレンパンの排水口の詰まり。
  • 室内機の傾き。
  • 熱交換器の羽の変形。
  • 熱交換器に異物の付着及び接触。
  • 部品の取り付け不良及び部品自体の不良。
他にも正体不明な原因もありますが上記の事について説明していきたいと思います。
□ ドレンホースの中を最後に見る方はいますか?。
ファイバースコープなどを持ってないとなかなか見れませんが、たまに剥がれきれない汚れが数日後に剥がれて詰まりの原因になる事があります。
できればドレンホースもきちんと掃除した方が良いと思います。
□ 室内機の周囲の埃などはありませんか?
室内機の取り付け場所によっては埃が多いことがありませんか?。
周囲には水や汚れが飛ばないように養生をしている事と思いますが、何らかの原因(たとえば衣服に付着)で埃が室内機のカバーを最後閉めるときに中に入る事があります。
これがドレンパンの排水口を詰まらせる原因になる事もあります。
□ 取り付け後の傾きは大丈夫ですか?
左右の傾き、前後の傾きは大丈夫でしょうか?
公団などエアコンの固定ボルトがある場所での取り付けの際ボルトが緩み傾きが変わる可能性があります。
またパネルに室内機を取り付ける際に上手く爪に入らず微妙に傾きが変わる可能性もあります。
作業の終了の時は一度室内機に水平器をあてて室内機の傾きを確かめましょう。
□ 熱交換器の羽の損傷や異物の付着はありませんか?
これは滅多に無いと思うのですが、エアコンの水漏れの修理で原因がなかなか特定できず時間ばかりが過ぎていった事がありました。
この時原因だったのが熱交換器の羽が一部変に曲がっていた事でした。
なぜそれだけで水が漏れたかと言うと、水が熱交換器の羽を伝ってドレンパンに落ちるのですが、水の流れるルートが変わりドレンパンの外に落ちてました。
言葉で書くと難しのですが、「つらら」の様な物が羽の曲がりや埃などの異物で形成され、そして場所が悪くてドレンパンの外へ落ちてました。
「ドレンパンの上に熱交換器があるのになぜ?」
と思ってるのではないであようか?
ドレンパンの大きさは結構水を受けるのにはギリギリの大きさなのでちょっとした変化で水を受けきれなくなります。
また、最近の熱交換器は山形の形など昔とはちょっと違う形が出ています。
横から見ると解るのですが熱交換器の真下にドレンパンが無い場所があります。
ちょっとした実験ですが、
水道の水をチョロチョロと出して棒を出てる水に着けて下さい。
棒に伝って水が流れませんか?
では、その棒にもう一本どこでも良いですので棒を交差させて下さい。
すると交差させた棒の下先にも水が伝ってきませんか?
この様な現象が起きドレンパンの外へ水が漏れるという事です。
熱交換器は大事に扱い、清掃後の埃等の付着が無いようにしましょう。
□ 外した部品の取り付けや配線の収容は大丈夫ですか?
これはメーカーの責任と作業者の責任と二つあります。
メーカーの責任というのは、パッキンや一部の部品がメーカーの無償修理の対象品である事があります。
パッキンの事例だけお伝えしますが、パッキンが不良で1~2年で劣化するという物がありました。
何もしなければ大丈夫というわけでもなく偶然にクリーニング後に発症するケースもあります。
お客さんにしてみれば初期不良なのかは分かりませんので「今まで大丈夫だったのにクリーニングしたから水漏れが起きた」と言われるのではないでしょうか?
こうなるとどうしようもなくなりますよね。
これをクリーニングの業者が調べられる事は出来ないと思いますし、またメーカーもあまり教えないでしょう。
対策としてはほとんど無くメーカーに依頼するしかないのではと思います。
作業者の責任の方は、部品の取り付け不良また配線の収容不良です。
取り外した部品は一つ一つしっかり取り付けましょう。
ちょっとした緩みや接合部の異物の混入は隙間が出来て水が漏れます。
また配線の収容不良で配線が水の流れるルートに接触すると配線を伝って水が流れ出ます。
室内機の最後に取り付けるがわにも注意が必要です。
裏に断熱材がついている物があり、それが剥がれかけて取り付けると熱交換器に接触したりします。
本当にちょっとした事なのですが気を付けて下さい。
 
まとめ
水漏れはほんとに些細な事からおきます。
原因もすぐに特定できるものからなかなか解らないものまで様々です。
当然ドレンパンに水を流してテストすると思いますが、霧吹きで熱交換器に水を吹き付け熱交換器が自然に結露していくのを疑似的に作り出しテストしてみるのも良いと思います。
それでは最善の注意をして作業してください。
 
 
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