エアコンつけるとくしゃみや咳が出る。病気やアレルギーの原因ってエアコンにもあるの?
エアコンつけるとくしゃみや咳が出る。病気やアレルギーの原因ってエアコンにもあるの?
エアコン内部にはカビや埃がたくさん!
毎年、エアコンフィルターはきれいにしているけど、夏になると咳やくしゃみがでる。風邪薬を飲んでも治らない。そんな症状の原因は、エアコンの内部のカビや汚れかもしれません。エアコンを稼働している間、室内機内部にはたくさんの水分がつきます。電源を切ったあとも、水分はしばらく残っています。水分が蒸発するのには時間がかかるので、部屋や内部の埃とくっついて、カビを発生させてしまいます。
エアコンをつけたとき、嫌な臭いがしたことはありませんか。異臭はカビや汚れが原因のことが多く、アレルギーを引き起こす場合があります。本格的に使用する前に、きちんと掃除をしておきたいですね。しかし、すぐに掃除ができないときは、窓を開けながら10分ほど送風運転を行いましょう。カビや汚れが室外へでていくので、体への影響が軽減されますよ。
なお、冷房を切ったあとのエアコン内部の水滴を取ることも大切。1時間程、送風運転をさせておくと、内部を乾燥させることができ、カビの繁殖を防げておすすめです。
夏に症状がでる方は要注意!
カビが発生した状態のエアコンを稼働させると、カビ胞子が部屋のなかに充満します。夏になる度に、その空気を吸い込むことによって、夏型過敏性肺炎という病気になる可能性があります。肺に繁殖してしまったカビは除去しにくいため、なかなか完治できません。咳やくしゃみなど、心当たりがある方は病院に行ってみることをおすすめします。
自宅でできる簡単なお手入れ
家庭でも手軽にできる、簡単なお手入れとしてはエアコンフィルターがあります。本体のカバーは、上まで開けると止まるようになっているので、女性でもラクラク。簡単な埃なら、そのまま掃除機で吸い込めば完了です。汚れがついたまま、フィルターを外してしまうと部屋が汚れてしまうこともあるので、先に掃除機で取ってしまうのがおすすめ。そのあと、ゆっくりと外して、新聞紙などの上に置き丁寧に掃除機をかけます。さきほど取れなかった、細かい汚れも吸い取られていくはずです。頑固な埃は、中性洗剤を使った水洗いがおすすめ。裏側から埃を押し出すようにシャワーをあてると、効率的ですよ。
フィルターがしっかり乾いたのを確認してから、本体に戻します。できるだけ、定期的に掃除をすると、きれいな状態を保てる上に電気代もお得になりますよ。
エアコンを掃除しないデメリット
つい、稼働したらそのまま次のシーズンまで放置しておいてしまうこともあるエアコン。しかし、掃除をしないとフィルターが埃でどんどん汚れていきます。埃でいっぱいになったエアコンのフィルターは、空気を循環する効率が低下することも。また、余計な可動力が必要になるため、動作音が大きくなってしまいます。定期的に、フィルター掃除をすることによって、こうしたデメリットが解消されます。アレルギーの元である、内部のカビ汚れなどの予防にも繋がります。
エアコンクリーニングがおすすめ!
アレルギーを予防するには、エアコン内部の掃除が有効です。難しそうに思えるお手入れですが、市販のエアコン洗浄用スプレーを使うと、手軽に内部の掃除ができます。しかし、簡易的な方法なので、徹底的に掃除をしたい方には不向き。
自分できれいに掃除をしたと思っても、目に見えないカビや汚れが残っていることもあります。素人が掃除できる範囲は、どうしても限られてしまいます。しかも、忙しい主婦の方がエアコンの掃除をするのは大変!そこで、専門業者に頼むのがおすすめです。プロが隅々まで、きれいにしてくれますよ。体にやさしい天然洗剤を使ったり、防カビ剤を湿布するなど、業者によっていろいろなメリットがいっぱい。料金は、地域や季節によりますが、家庭用のエアコンなら10,000円前後でクリーニングしてもらうことが可能。確実にカビや汚れを取ることで、快適なエアコン生活が送れますね。ペットや小さいお子さんがいる家庭でも、安心してお手入れができます。